外見ラボ GAIKEN LAB
髪・AGA

フィナステリドとデュタステリドの違い|フィナで1年半続けている立場で比較

AGA治療薬のフィナステリドとデュタステリドの違いを、作用機序・効果・費用・副作用で比較。フィナステリドで1年半続けている立場から、デュタステリドに切り替えていない理由と、切り替えを検討すべきタイミングを整理しました。

約 8 分で読めます 2026年4月20日 しい
📑 この記事の目次(11項目)
  1. 01 この記事で分かること
  2. 02 結論:最初はフィナ、効果が頭打ちならデュタを検討
  3. 03 作用機序の違い:抑える酵素のタイプ
  4. 04 効果の差:どれくらい違う?
  5. 05 費用の差:年で4〜5万円違う
  6. 06 副作用の比較
  7. 07 自分がフィナで継続している3つの理由
  8. 08 デュタへの切り替えを検討するタイミング
  9. 09 どこで処方してもらうか
  10. 10 始める前のチェックポイント
  11. 11 次に読んでほしい記事

AGA治療を始めるとき、フィナステリドとデュタステリドのどちらを選ぶか、迷う場面があります。

「デュタの方が強い」と聞く一方、「副作用も強い」「最初はフィナで十分」という声もある。情報が分かれていて、判断しにくい部分です。

この記事は、フィナステリドで1年半続けている立場から、両者の違いと、自分がデュタに切り替えていない理由を整理したものです。

この記事で分かること

  • フィナステリドとデュタステリドの作用機序の違い
  • 効果の差(どれくらい違うのか)
  • 費用と副作用の比較
  • 自分がフィナで継続している理由
  • デュタへの切り替えを検討するタイミング

結論:最初はフィナ、効果が頭打ちならデュタを検討

先に結論です。

両方とも「DHT(男性ホルモンの活性型)を抑える」薬ですが、抑える対象に差があります。

項目フィナステリドデュタステリド
抑える酵素5α-還元酵素 II型5α-還元酵素 I型・II型
DHT抑制率約70%約90%
月額目安2,000〜3,000円5,000〜8,000円
推奨度(日本皮膚科学会)AA
副作用の頻度やや高め

最初はフィナで十分。半年〜1年試して効果が頭打ちになったら、デュタへの切り替えを検討する。これが合理的な順番です。


作用機序の違い:抑える酵素のタイプ

AGAは、男性ホルモンのテストステロンが、5α-還元酵素によってDHTに変換されることで進行します。DHTが毛根を弱らせる仕組みです。

5α-還元酵素にはI型とII型があり、両者で抑える対象が違います。

フィナステリド

  • II型のみを抑制する
  • 頭皮に多いのはII型なので、これだけでもAGAに効く
  • 全身への影響は限定的

デュタステリド

  • I型とII型の両方を抑制する
  • DHT抑制率が高く、より強い効果が期待できる
  • 全身のDHT産生も抑える分、副作用の幅も広がる

「強い vs 標準」という構図です。


効果の差:どれくらい違う?

臨床データ上の差

両者を比較した臨床試験では、デュタステリドの方が発毛効果がやや高いと報告されています。ただし、**「劇的な差」ではなく「20〜30%程度の差」**というのが多くの研究の結論です。

体感での差

フィナステリドで効果を感じている人にとって、デュタに切り替えるかどうかは難しい判断です。「フィナで十分」な人にとっては、デュタは過剰になる可能性があります。

逆に、フィナで6ヶ月〜1年続けても効果が乏しい場合、デュタへの切り替えで改善が見られるケースもあります。**「個人差が大きい領域」**と考えるのが正確です。


費用の差:年で4〜5万円違う

プラン月額年額1年半累計
フィナステリド約2,000円24,000円36,000円
デュタステリド約6,000円72,000円108,000円
差額+4,000円+48,000円+72,000円

ミノキシジル外用と組み合わせる場合、両者ともに月3,000〜5,000円が追加されます。

年5万円の差を、20〜30%の効果向上に投資する価値があるか——ここが判断ポイントです。


副作用の比較

両者の副作用は似ていますが、頻度と強度に差があります。

フィナステリドの主な副作用

  • 性機能関連(性欲減退・勃起不全):頻度数%
  • 抑うつ:頻度低
  • 肝機能障害:稀

デュタステリドの主な副作用

  • 性機能関連:フィナよりやや高頻度
  • 乳房圧痛・女性化乳房:稀だが報告あり
  • 精液量減少:頻度数%

「性機能関連」については、自分はフィナを1年半服用していて副作用は出ていません。ただし、個人差が大きく、ゼロではないので、気になる症状があれば医師に相談する前提です。


自分がフィナで継続している3つの理由

理由1:フィナで効果を体感している

生え際に産毛が戻ってきている段階です。標準治療で効果が出ているのに、わざわざ強い薬に切り替える理由がない

理由2:費用の差を他に回したい

デュタにすると年5万円の追加コスト。同じ予算があれば、ミノキシジル外用の濃度を上げる、皮膚科のレーザー治療を加えるなど、別の選択肢があります。

理由3:副作用の選択肢を残したい

フィナで副作用が出ていない以上、より副作用リスクが高い薬に切り替えるのは順番が違うと考えています。フィナで頭打ちを感じてから、初めてデュタを検討します。


デュタへの切り替えを検討するタイミング

立場をはっきりさせると、デュタはフィナの上位互換ではなく、フィナで足りない人の選択肢です。

切り替え検討のサイン

  • フィナステリドを6ヶ月〜1年続けたが、効果を体感できていない
  • 抜け毛の進行が止まっていない
  • 症状が重く、より強い抑制が必要と医師から判断された

切り替えない方がいいケース

  • フィナで効果を体感している
  • 性機能関連の副作用に不安がある
  • 費用を抑えたい
  • AGA治療を始めたばかり(まずフィナで様子を見る段階)

どこで処方してもらうか

両薬とも、オンライン診療・対面クリニックの両方で処方されます。

  • オンライン診療:月3,000〜10,000円(フィナ単剤〜デュタ+ミノキ外用まで)
  • 対面の一般クリニック:月5,000〜10,000円
  • 対面のAGA専門:月10,000〜30,000円

オンライン診療なら、両方を扱うクリニックが多いので、最初フィナで始めて、必要に応じてデュタに切り替える運用がしやすいです。


始める前のチェックポイント

両者を検討するうえで、押さえておくべきこと。

  • AGAの進行度:軽度ならフィナで十分。重度ならデュタも視野
  • 予算:年5万円の差を許容できるか
  • 副作用への不安:強い薬を最初から選ぶ理由があるか
  • 長期継続の覚悟:両薬とも止めると元に戻る

「強い薬を選べば早く効く」のは、AGA治療では成り立ちません。続けられる薬を選ぶのが最終的な勝ち筋です。


次に読んでほしい記事


最初は標準治療から。順番を間違えなければ、薬は変えていけます。

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WRITER

しい

AGA治療・ヒゲ脱毛・スキンケア・ホワイトニングなど、清潔感まわりを実際に試してきた経験と知識を整理しています。 費用・期間・体感は全部そのまま書いています。

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