AGA治療をやろうかどうか迷っていて、いちばん引っかかるのは費用だと思います。月いくらかかるのか、ずっと払い続けるのか、そもそも自分の収入で続けられるのか——この不安があると、なかなか最初のカウンセリングに踏み出せません。

同じように、月いくらかかるのか見当がつかない人、続けられるか不安な人、できるだけ安く始めたい人 に向けてこの記事を書いています。

自分は、フィナステリド内服+ミノキシジル外用を1年半続けて、いまは薬代が月5,576円に落ち着きました。ここに来るまでに4つのクリニックを渡り歩いていて、フィナステリドだけを安く取っていた時期は月1,000円ちょっとだったこともあります。

読み終わるころには、月3,000円〜1万円のどのレンジで自分が続けるか、そのイメージがかなり具体的になると思います。


結論:フィナ単剤なら月1,000円台から、自分の構成で月5,576円

AGA治療の費用は、選ぶ薬の構成で決まります。

AGAは進行性で、何もしなければゆっくりと進むことが医学的に言われています。だからこそ、無理な金額で始めて途中でやめるより、続けられる金額から始めることのほうが大事だと自分は思っています。


4つのクリニックを渡り歩いて分かった、実額の遍歴

自分がいまの月5,576円にたどり着くまでには、4つのクリニックを経由しています。費用の話をするうえで、この遍歴がいちばん参考になると思うので、先に整理します。

  1. 1
    数年前

    AGAスキンクリニック

    無料カウンセリングへ。提示された維持コストが月1万円ほどで、当時の自分には重く、いったん見送り。

  2. 2
    以前

    湘南美容クリニック

    対面で本気のスタート。フィナステリド+ミノキシジル外用を半年分購入。

  3. 3
    その後

    DMMオンラインクリニック

    フィナステリドを1年分まとめ買い。キャンペーン込みで年12,550円、月あたり約1,046円。

  4. 4
    現在

    レバクリ + 湘南美容クリニック

    フィナはレバクリ、ミノキ外用は湘南。2つのクリニックを使い分けて薬代月5,576円。

最初に動いたのは数年前、AGAスキンクリニックの無料カウンセリングでした。医師の説明は丁寧で、自分の頭頂部の状態も具体的に教えてもらえました。ただ、提示された維持コストが月1万円ぐらいで、当時の自分には負担が重く感じられて、決めきれませんでした。あのときもう少し早く動いていれば、というのが、いまの実感です。

少し時間を置いてから、湘南美容クリニックの対面カウンセリングを受け直しました。オンラインに不安があったので、「困ったら店舗に行ける」という安心感のあるクリニックから始めたかったからです。その日にフィナステリド+ミノキシジル外用を半年分購入しました。自分にとっては、ここからが本気のスタートです。

湘南で副作用が大きく出ないと分かったあとは、次の判断軸が「いかに安く維持するか」に切り替わりました。そこでフィナステリドをDMMオンラインクリニックで1年分まとめ買いしました。このときの費用が、キャンペーンも重なって年12,550円、月あたり約1,046円。フィナステリド単剤だけなら、ここまで下がることがあるんだと実感した時期です。

そして現在は、フィナステリドをレバクリ、ミノキシジル外用を湘南美容クリニックで取る使い分けに落ち着いています。結論としては「フィナと外用を別のクリニックで取る」のがいまの自分には合っていました。


予算別ルート:月1,000円台・月5,000円台・月1万円

これからAGA治療を始める人が、現実的に月いくら覚悟するか。自分の遍歴も踏まえて、3つのルートに整理します。

AGA治療費の予算別3ルート。フィナステリド単剤は月1,000〜3,000円台、フィナ+ミノキシジル外用は月5,576円(著者の構成)、デュタステリド+外用は月1万円前後。月1万5,000円超は治療内容を見直す。

月1,000円台〜3,000円台:フィナステリド単剤ルート

抜け毛側の不安にだけ対処する、いちばん軽い構成です。フィナステリド内服だけを、安いオンラインクリニックでまとめ買いすると、月1,000円台〜3,000円台で始められます。

自分の場合、DMMオンラインクリニックでフィナステリドを1年分まとめ買いしたとき、キャンペーンも重なって月あたり約1,046円でした。レバクリでも、海外製ジェネリックの1.3mgを12ヶ月分まとめ買いすれば月1,349円です。単月で買うと月3,000〜4,000円台になりますが、まとめ買いとキャンペーンを使えば、フィナ単剤は月1,000円台まで下がる——これは知っておいて損のないポイントです。

「まずは進行への備えだけしたい」「いまは薄くないけど予防的に始めたい」という人には、このルートで十分に意味があります。

月5,000円台:フィナ+ミノキシジル外用ルート

抜け毛の不安にはフィナステリド、産毛の体感にはミノキシジル外用、という組み合わせです。自分はここに落ち着いて、1年半続けています。

内訳は、レバクリのフィナステリド1.3mgが月1,349円、湘南美容クリニックのミノキシジル外用(HRアクア スプレー)が月4,227円で、薬代の合計が月5,576円。これにレバクリの定期配送送料1,100円が年1回別途で乗ります。

「進行への備えだけでは物足りない」「産毛の見え方も気にしたい」という人には、自分はこの構成を勧めます。

月1万円前後:デュタステリド+外用ルート

「すでに頭頂部やM字が気になっている」「フィナステリドだけでは物足りない」と医師に判断された場合、より強い内服であるデュタステリドへの切り替え、または外用とのセットで月1万円前後になることがあります。

デュタステリドは自分は使っていませんが、日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版では、男性の場合、フィナステリド内服・デュタステリド内服・ミノキシジル外用はいずれも推奨度Aとされています。月1万円前後までなら、検討に値する価格帯だと自分は考えています。


クリニック横断・費用比較

主要なクリニックの費用を、フィナステリド単剤と発毛セットで横並びにすると、次のようになります。

レバクリ 実体験あり
フィナステリド単剤
月1,349〜3,850円
発毛セット
月1,650〜6,600円
送料
550〜1,100円/回
診察
ビデオ
フィナステリド単剤
単月3,960円/12ヶ月まとめ買い 月2,097円
発毛セット
発毛ライト 単月7,590円〜/12ヶ月定期 月3,722円
送料
550円
診察
ビデオ
クリニックフォア 公開情報のみ
フィナステリド単剤
初月1,760円/2ヶ月目以降3,412円
発毛セット
外用12%単剤 月10,285円〜
送料
550円
診察
ビデオ
フィナステリド単剤
HRタブレットF(フィナステリド)月3,000円
発毛セット
HRタブレットセット 月9,967〜12,380円
送料
公式参照
診察
対面/オンライン
AGAスキンクリニック 過去カウンセリングのみ
フィナステリド単剤
AGA予防プラン 初月3,700円・2回目以降6,600円
発毛セット
発毛プラン 月16,800円〜
送料
公式参照
診察
対面/オンライン

料金は2026年6月確認時点の公開情報。初診料は5つのクリニックとも無料(クリニックフォア・湘南は薬の処方に至らない場合のみ診察料がかかります)。自由診療のため変動するので、申込前に必ず各公式サイトで再確認してください。

費用だけで見ると、フィナステリド単剤をまとめ買いするルートがいちばん安くなります。単月契約だと月3,000〜4,000円台のクリニックが多いのですが、12ヶ月分のまとめ買いに切り替えると月単価が2,000円前後、条件によっては月1,000円台まで下がります。自分がDMMで月あたり約1,046円だったのも、1年分まとめ買い+キャンペーンの組み合わせでした。

一方で、発毛セット(注入治療や複数の薬を組み合わせたプラン)になると、月1万5,000円〜4万円台まで一気に上がります。ここは次の章で触れますが、いきなりこの価格帯から始める必要はないというのが自分の考えです。


月1,000円台から、将来に向けた積み立てとして

AGA治療は、始めてすぐに結果が出るものではありません。自分の場合、鏡で産毛が見えるようになったのは治療を始めて4〜5ヶ月目でした。最初の数ヶ月はほとんど変化が見えないので、いまから将来に向けて積み立てていく感覚に近いです(効果には個人差があります)。

だからこそ、毎月の負担は軽いほうが続けやすい。いちばん軽いフィナステリド単剤なら、まとめ買いやキャンペーンを使って月1,000円台から、その積み立てを始められます。

月1,046円
フィナ単剤(DMMで1年分まとめ買いした自分の実例)
月1,349円
フィナ単剤(レバクリ 1.3mg・12ヶ月まとめ買い)
月5,576円
フィナ+ミノキ外用(自分がいま続けている構成)

単月契約よりも、12ヶ月分のまとめ買いに切り替えると月単価が下がります。続けやすい金額から始めるのがいちばんです。

月1,000円台から始められるなら、最初の一歩のハードルは、思っているより低いはずです。いまの数千円が、何年か先の自分の見え方につながっていく——自分は、そういう感覚でこの費用を払っています。


月1万5,000円を超えたら、いったん持ち帰る

費用の話で、これだけは伝えておきたいことがあります。いきなり月1万5,000円を超える提案や、数十万円の長期一括契約を勧められても、その場で契約しないことです。

AGAの標準治療は、日本皮膚科学会のガイドラインで明示されています。

  • 推奨度A:フィナステリド内服
  • 推奨度A:デュタステリド内服
  • 推奨度A:ミノキシジル外用

このうち、フィナステリド単剤なら月1,000円台〜、デュタステリド+外用でも月1万円台で構成できるはずです。それを大きく超えてくる場合、メソセラピー(注入治療)や育毛剤のセット販売、長期コースの一括契約などが上乗せされているケースがあります。

ガイドラインを根拠に「まずフィナステリドから始めたい」と伝えれば、たいていの場合は標準治療のプランを出してもらえます。高い提案に惑わされず、標準治療から始める——これが費用面でいちばん損をしない入り方だと自分は思っています。


続けてこそ意味がある。だから無理のない金額で

AGA治療でもうひとつ大事なのが、途中でやめないことです。

AGAは進行性です。自分の場合、続けているあいだは薄さが進む不安を感じる頻度が減りました(個人の感想)。逆に途中でやめてしまえば、それまで積み上げてきたものが振り出しに戻りかねません。無理な金額で始めて半年でやめると、払ったお金が活きないまま終わってしまう、ということです。逆に言えば、月1,000円台のフィナ単剤でも、続けられれば意味があります。

だからこそ、最初の構成を選ぶときは「いちばん効きそうなプラン」ではなく「長く続けられそうな金額」で選ぶことを勧めます。月1,000円台のフィナ単剤から始めて、体に合うと確認できてからミノキシジル外用を足す、という順番でも遅くありません。自分自身、最初から2つのクリニックを使い分けていたわけではなく、1つのクリニックで薬が合うと確かめてから、少しずついまの構成に近づけていきました。


費用で迷うなら、無料カウンセリングだけ受けに行く

費用が理由で迷っているなら、まず無料カウンセリングだけ受けるのが現実的な第一歩です。

オンラインクリニックなら、ビデオ通話で15〜30分のカウンセリングが完結します。契約義務はないので、

  • 自分の頭皮の状態を医師に見てもらえる
  • 標準治療の月額の見積もりを出してもらえる
  • 副作用への懸念を直接質問できる

——これだけでも、踏み出すかどうかを決める材料が一気に増えます。「契約はしない、見積もりだけ」というスタンスで行って大丈夫です。

迷っているなら、まず レバクリ の無料カウンセリングを1つだけ受けてみるのが最小ステップです。自分がいまフィナステリドを取っている、単剤の最安帯のクリニックです。フィナステリドの体感を確認できて、産毛の見え方まで足したくなったら、その時点で 湘南美容クリニック のミノキシジル外用を追加すれば十分です。最初から全部を揃える必要はありません。


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続けられる金額から始める。費用の話は、結局そこに尽きると思っています。